ブックタイトルGSIS_2019

概要

GSIS_2019

CONTENTS理念／創設の背景………………… Ⅰ研究科長挨拶……………………… Ⅱ沿　革……………………………… Ⅳ教育・研究体制…………………… Ⅴ情報基礎科学専攻………………… 1システム情報科学専攻…………… 19人間社会情報科学専攻…………… 37応用情報科学専攻………………… 55数学連携推進室…………………… 69実践的情報教育推進室…………… 70研究企画室………………………… 71広報室……………………………… 72国際交流推進室…………………… 73入学案内…………………………… 75教育課程・年間スケジュール…… 76各種支援制度・取得資格…………… 77修了後の進路・在学生数…………… 78教員・学生の受賞………………… 79学術交流協定校一覧………………… 81ジャーナルの刊行………………… 82アクセス …………………………… 83　近年、情報科学は社会のさまざまな分野に広く浸透して大きな影響を与えていますが、情報化社会を人間の精神的、文化的発展に貢献するものとしていくことが必要です。そのためには、単にコンピュータと情報処理技術の修得を目指すのみでなく、情報の意義と価値をより積極的にとらえ、それを的確に取扱うことのできる人材が必要となります。　「情報科学研究科」では、人文科学、社会科学、自然科学等の個別科学で生み出される情報とその取扱いを個々の分野のみならず各分野にまたがる学際的な視野から研究し、これらの分野の発展と新しい情報科学の構築を目指すとともに、あわせて新時代を拓く人材の養成を目指しています。　人文科学、社会科学、自然科学を統合した情報科学の構想は、大泉充郎教授によって1960 年代に立てられ、まず応用情報学研究センターとして具体化され、さらに現在の情報科学研究科として大きく花開くこととなった。1970 年　東北大学工学部に応用情報学研究施設（1 部門）の設置1972 年 東北大学応用情報学研究センター（工学、医学、経済学の３部門）の設置1973 年 東北大学大学院工学研究科に情報工学専攻の設置1984 年 東北大学工学部に情報工学科の設置　　　　 東北大学教養部に情報科学（学科目）の増設　当時の西澤潤一東北大学総長のもと、東北大学において情報科学の研究教育を担ってきた学部、学科、研究所、センターなどの全学的協力により、1993 年（平成５年）東北大学で最初の独立研究科である情報科学研究科が誕生した。理　　念創設の背景I