堀田龍也教授らがコンピュータ利用教育学会学会賞 論文賞を受賞

人間社会情報科学専攻 情報リテラシー論分野 堀田研究室の中川 哲さん(同研究室 博士後期課程3年)、堀田龍也教授らの研究グループがコンピュータ利用教育学会学会賞 論文賞を受賞しました。
この賞は、コンピュータ利用教育学会の会誌に論文を発表し、コンピュータ利用教育の発展に独創性および将来性をもって寄与したと認められる者に与えられるものです。

 

受賞対象となった業績

板垣翔大, 浅水智也, 佐藤和紀, 中川哲, 三井一希, 泰山裕, 安藤明伸, 堀田龍也:
AIを活用したプログラミングを取り入れた授業が中学生のAIに対する意識に与える効果
コンピュータ&エデュケーション Vol.51 pp.58-63(2021年12月)

 

受賞理由

人工知能(AI)の進歩や日常生活への普及によって、AIが生活を豊かにしている面がある一方、AIの進歩が人間を脅かすかもしれないという不安が、若い世代にも少なくないことが指摘されています。本論文は、中学校技術科でAIを活用したプログラミングを取り入れた授業を実施し、AIの進歩に対する不安の軽減など、生徒のAIに対する意識の変容を丁寧に解析し、中学校技術科における学習の妥当性を評価したものです。AIに対する意識の変容に焦点を当てた取り組みは先進的で、今後のAIに関連した授業カリキュラムの開発にも参考になることが大いに期待されます。

 

関連ウェブサイト

コンピュータ利用教育学会 https://www.ciec.or.jp/
学会表彰について https://www.ciec.or.jp/activity/prize/
堀田研究室ウェブサイト http://mil.is.tohoku.ac.jp/
メディア教育論ゼミ http://horilab.jp/

 



賞 状