情報コンテンツ学

システム情報科学専攻

情報コンテンツ学 B13 Interactive Content Design

  • 北村 喜文 教授 (Prof. Yoshifumi Kitamura)    
  • 藤田 和之 准教授 (Assoc. Prof. Kazuyuki Fujita)      
研究キーワードインタラクティブコンテンツ、ヒューマンコンテンツインタラクション

インタラクティブコンテンツ

IoTの普及と相まって、部屋など身の回りの環境や空間全体を情報化・知能化しつつあります。その流れは、家具や什器など、これまで知能化があまり進んでいなかった対象にも及ぶようになり、これらを含む空間全体と人との良好な関係を考えることは喫緊の課題となっています。私たちは、デジタル化されているものだけでなく、身の回りのあらゆるものをコンテンツと捉え、これらを活用して人々が快適に、または効率的・直感的に作業をしたり、円滑かつ豊かなコミュニケーションができるようにするために、人と空間(およびその構成物)のインタラクションを考慮して、インタラクティブコンテンツに関する研究を進めています。 

 
1. 3次元モーションセンシングとインタラクション

人の細かい手作業や小動物の長時間の複雑な運動など、従来技術では難しかった運動計測を可能とする新しい3次元モーションセンサを所内の共同研究で提案し(図1)、さらにそれを活かして3次元インタラクションの新しい可能性を切り開く研究を進めています。

 
2. 動的・適応型空間ユーザインタフェース

環境認識、ロボットディスプレイ、バーチャルリアリティの技術を応用して、人の活動に対応して空間の構成やデザインを動的に変更することができる新たな動的・適応的な空間ユーザインタフェースシステムに関する研究を進めています。  (図2)。