タフ・サイバーフィジカルAI学

応用情報科学専攻

タフ・サイバーフィジカルAI学 D14 Tough Cyberphysical AI

  • 大野 和則 教授 (Prof. Kazunori Ohno)      
  • 岡田 佳都 准教授 (Assoc. Prof. Yoshito Okada)
研究キーワードタフ・ロボティクス,サイバーフィジカル,タフ・AI

困難な実環境下で機能するタフなサイバーフィジカルAIの実現に向けて

 タフなロボティクス、困難環境で稼働する知能体などの先端的研究領域について教育研究する。また、「タフ・サイバーフィジカルAI学(新設)」の講義科目を担当する。


 身体性をもって実世界で稼働するサイバーフィジカルAIの重要性が急速に高まっている。特に、SDGsや災害などの我が国や世界が有する重大な社会課題や産業課題の解決に資する科学技術に対するニーズが顕在化し、サイバーフィジカルAIが困難な環境下で機能するための高度化、すなわち、システムの頑健性、柔軟性、適応性、それに基づく広い適用性を意味するタフ・サイバーフィジカルAI、に関する研究開発とともに、それを担う高度専門人材の育成や、創生された価値の社会的実装が急務となっている。


 以上の背景を踏まえ、現在特に社会的需要が高まっている、システムの頑健性、柔軟性、適応性、広い適用性などを中心として、社会が直面している課題の解決に資する先端的タフ・サイバーフィジカルAI学の教育研究を本格的に実施する。
この教育を受けた専門人材を社会に送り出すことにより、世界の社会課題解決を加速するとともに、産業競争力や豊かな社会を実現する原動力の充実に資する。


 種々の困難な課題を直接の対象とし、それらを解決するための新しい科学技術の方法論を研究し、実世界への適用を試みる。それによって、応用情報科学専攻のミッション推進を強化し、社会が大学に期待する役割を効果的に担える学術教育研究をより活動的に実施することを目指す。