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熊谷政仁さん(小林・佐藤研究室 博士前期課程1年)、小松一彦准教授(サイバーサイエンスセンター)、佐藤雅之准教授、小林広明教授らがThe Eighth International Symposium on Computing and Networking (CANDAR'20) 最優秀論文賞を受賞
情報基礎科学専攻 小林・佐藤研究室の熊谷政仁さん(博士前期課程1年)、小松一彦准教授(サイバーサイエンスセンター)、佐藤雅之准教授、小林広明教授らが、2020年11月25-26日にオンラインで開催された高性能計算とネットワークに関する国際会議 CANDAR2020において下記の発表を行い、最優秀論文賞を受賞しました (2020.11.27受賞)。
会議名:The Eighth International Symposium on Computing and Networking (CANDAR'20)
対象となった業績:
Masahito Kumagai, Kazuhiko Komatsu, Fumiyo Takano, Takuya Araki, Masayuki Sato, and Hiroaki Kobayashi
Combinatorial Clustering Based on an Externally-Defined One-Hot Constraint
データの分類を行う機械学習手法クラスタリングに対して、最適化計算を得意とする量子アニーリングやシミュレーティドアニーリングを適用する手法が検討されています。しかし、目的関数と制約関数の2つを統合して最適化する従来手法は、データ数が大きい場合にクラスタリングが失敗することがわかっています。本研究では、目的関数のみに最適化を行い、ビットフリップと呼ばれる操作によって解が制約を満たすよう制御する、新たなクラスタリング手法を提案しました。提案手法では、従来手法においてクラスタリングに失敗していた大きなデータセットでもクラスタリングに成功し、また、K-meansなどの擬似最適化アルゴリズムよりも高品質な分類結果を得ることができました。
Award Webページ
小林・佐藤研究室
https://www.cal.is.tohoku.ac.jp
賞 状