第6回UDACセミナー「機械学習・AIを用いた新たな分子・物質の開発」のご案内
講演概要:
望みの機能を持つ新たな分子・物質を設計することは、科学的・産業的に大きな意義を持つ。
重要な対象としては、金属・セラミック・ナノ粒子などの無機物質や、創薬で重要な低分子有機化合物などが挙げられる。
本講演の冒頭では、ベイズ最適化、モンテカルロ探索、深層学習などを用いた分子・物質の開発事例を紹介する(熱輻射材料、蛍光分子、蛍光タンパク質、抗菌ペプチド)。物質設計は、一般にブラックボックス最適化として定式化されるが、設計した物質に関する解釈ができないという問題を抱えている。本講演の中盤では、Entropic samplingを用いることで、解釈可能な形で物質設計を行う手法について述べる。
機械学習・AIにおいては、データ数はできるだけ多い方がいいため、実験の効率化が重要である。本講演の最後では、自律自動実験のための汎用ソフトウエアNIMS-OSを紹介し、ロボットを用いた自動実験の事例を示す。
イベントHP:第6回UDACセミナー
イベント概要
イベント名称 | 第6回UDACセミナー |
日 時 |
2024年4月25日(木)14:30~16:30 |
講 演 者 |
津田宏治 先生 (東京大学新領域、理研AIP、NIMS) |
開催形式 | ハイブリッド(現地+オンラインZoom) |
現地場所 | 東北大学 青葉山キャンパス 情報科学研究科棟2階207中講義室 |
対 象 者 | データ科学に興味のある学生・教職員 |
申込HP | hhttps://forms.gle/tEs3bbWf9h7aahgp8(締切4/24) ※当日現地での参加登録も可能です。 |
【問い合わせ先】
UDACセミナー事務局 E-mail: udac_seminar*grp.tohoku.ac.jp
※*を@に変換してご連絡下さい。
共催:未踏スケールデータアナリティクスセンター
数理・データサイエンス・AI 教育強化拠点コンソーシアム 東北ブロック