第68回情報科学談話会のお知らせ(2016年12月1日開催) 田中 太初 准教授「グラフの固有値・固有ベクトルから分かること」・吉仲 亮 准教授「おねえさんの問題とその周辺」

 
日時 2016年12月1日(木) 16:30~18:30
場所 情報科学研究科棟2階・大講義室
話題提供者 田中 太初 准教授
吉仲 亮 准教授
提供者所属 田中 准教授:情報基礎科学専攻 情報基礎数理学講座 情報基礎数理学II分野
吉仲 准教授:システム情報科学専攻 知能情報科学講座 知能システム科学分野
話題 田中 准教授「グラフの固有値・固有ベクトルから分かること」
吉仲 准教授「おねえさんの問題とその周辺」
概要 数学や情報科学に現れる問題の中には、グラフの独立集合、すなわちどの2 頂点も隣接していないような頂点部分集合の最大サイズを調べることに帰着されるものが多くあります。
本講演では、初等線形代数の知識を用いたそのような問題に対するアプローチを紹介し、目で追って分かる程度のごくシンプルな例で検証します。(田中 准教授)

4年ほど前にYouTube 上で公開された「『フカシギの数え方』 おねえさんといっしょ!みんなで数えてみよう!」では、格子状にめぐらされた道路網上で、ひとつの隅から他の隅まで同じ場所を通らずに移動する異なる方法が膨大な数にのぼること、また、先端的アルゴリズムを用いることでこれらを高速に数え上げられることが紹介されました。
この度は、このアルゴリズムと、ペンシルパズルや配電網設計など、話題提供者が関わったもしくは関わらなかった応用をご紹介いたします。(吉仲 准教授)

当日の様子

■田中 太初 准教授
 
■吉仲 亮 准教授
 
 
160名収容の大講義室がほぼ満員という大盛況ぶりでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

当日の資料

 
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