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第79回情報科学談話会のお知らせ(2020年1月9日開催) 金谷 吉成 特任准教授 「AIと倫理・法律」・菅沼 雅徳 助教「深層学習におけるネットワーク構造の自動設計」
日時 | 2020年1月9日(木) 16:30~18:30 |
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場所 | 情報科学研究科棟2階・大講義室 |
話題提供者 | 金谷 吉成 特任准教授 菅沼 雅徳 助教 |
提供者所属 | 金谷 吉成 特任准教授:実践的情報教育推進室 菅沼 雅徳 助教:システム情報科学専攻 イメージ解析学分野 |
話題 | 金谷 吉成 特任准教授「AIと倫理・法律」 菅沼 雅徳 助教「深層学習におけるネットワーク構造の自動設計」 |
概要 | 人間とAIが社会で共存するためには、AIの作動の仕方をいかに規制すべきか、という法的かつ倫理的な問題を解決しなければならない。AIは「責任」をとれるのか。自動運転自動車が危機的な状況に直面したとき、運転者と歩行者、どちらを守る行動をとるのか。最終的な責任をとるのは運転者か、設計者か、自動車メーカーか。AIに、人間のような倫理的判断ができるのか、それとも人間よりも正確で賢明な判断が下せるようになるのか。このような問題に対して、AIと倫理・法律の観点から検討したい。(金谷 吉成 特任准教授) コンピュータビジョンは近年、深層学習によって大きな発展を遂げています。深層学習の成功は、大量のデータを用いた学習によってもたらされていますが、良いネットワーク構造の発見も同様に、近年の深層学習の発展を牽引してきたと言っても過言ではありません。事実、問題やデータごとに最適なネットワーク構造は変化し、性能に与える影響は大きいことがわかっています。一方で、構造の設計には多くの試行錯誤や知識を必要とし、設計コストが高いことが課題となっています。 本発表では、その課題を解決する方法の1つとして、機械学習によって深層ニューラルネットの構造を自動設計する取り組みを紹介します。(菅沼 雅徳 助教) |