駅や公園、教室などで座る席を選ぶことは日常的な行動の一つです。でも「なぜそこに座ったのか?」と問われたら、あなたはその行動を明快に説明できるでしょうか。理由は一つではないかもしれませんし、特に理由なく選んでいることも多いでしょう。実際、私たちの行動にはとても多くの要素が関係しており、そこには人類共通の普遍的な理由も、ある人に特有の理由もあるはずです。そこで、今回の情報科学研究科シンポジウムでは、「情報科学」の視点から「行動の因果」を解き明かしたい。行動の"みなもと"を探り、行動の"あらわれ"を読み解くことで、自分の行動をどのように理解できるのか。本シンポジウムに参加して、私たちの日々の行動に潜む自分らしさを、一緒に考えてみませんか。
PROGRAM
2017年2月18日(土)
12:30 | 開場 |
13:00 | 開会の挨拶 |
13:10〜14:25 |
講演1
自分らしさを構成するゲノム
講演2
ストレスと行動の接点を探る
講演3
生物行動のシステム科学 |
14:35〜15:50 |
講演4
親離れ子離れの数学
講演5
漫画の読みの視線行動
講演6
SF映画「The Matrix」の世界は来るのか |
16:00〜17:00 |
パネルディスカッション「自分らしさとは?」 |
17:00 | 閉会 |
会場の都合上、事前登録をお願いします。当日の参加も可能ですが、席の準備が出来ない場合はご了承ください。